絵本観
以前、ちょびっとクラブ参加者の方にお配りした通信で取り上げたテーマですが、今、また改めてこのことについて考えてみます。 出版物に占める絵本の人気の高さに比例して、様々な人が絵本を読み、その感想を目にする機会も多くなっています。 ロングセラー…
ここ3ヶ月ほどちょびっとクラブのおはなし会は休止していますが、その間、「オンラインちょびっとクラブ」をやろうとか、読みかたりの動画配信をやろうという意見はなく、メンバー誰もやるつもりはありません。 代わりに、今までのように各回のテーマに合わ…
3月から、ちょびっとクラブの活動が休止しています。 そのため、ちょびっとクラブでは読まないような種類の絵本まで幅広く読んでいます。 そのような中、気になることがありました。 それは絵本の対象年齢についてです。 多くの絵本には、対象年齢の目安が…
前回、ファンタジーの持つ力について触れ、『はてしない物語』という本について少し紹介しました。 その時に書いた通り、現在進行形で毎晩、少しずつ楽しんでいます。 過去に読んだことがあるのに、実のところ、ある場面は概要だけ覚えていて、またあるエピ…
昨日、国内の7都府県に緊急事態が宣言されました。 新年度の開始や家族の状況、思い通りにいかない諸々の事情が重なって、閉塞感を感じている方も多いと思います。 普段は呑気なほど楽観的に自分の力を信じていたとしても、この世界で自分自身がやれること…
かつて、子どもたちは、絵本を読む代わりに、たくさんのおはなしを聞いて育ちました。世界中の子どもたちが、自分の家族やコミュニティの中で年長者が語るおはなしに耳を傾けたのです。 それらのいくつかは「昔話」として私たちに残されています。 長い年月…
私は小学校、中学校へも読みかたりに行っています。 最近、小学校の高学年へは、好んで科学絵本(社会科学も含みます)を持っていきます。 先日もある科学絵本を持っていったのですが、その時、あることに気付き、驚きました。 すぐれた科学絵本は、ある分野…
表題は、このちょびっとクラブが発足して間もない頃、ちょびっとクラブの通信に載せた文章のタイトルです。(ちょびっとクラブでは、毎回活動時に通信を配布しています。) どうして私たちは絵本を読むのでしょうか? 赤ちゃんに絵本を読んであげる時、近頃…
今日は「絵本の日」だそうです。 1986年11月30日、瀬田貞二さんが『絵本論』(福音館書店)を上梓したことに因み、2012年に認定されたそうです。 そんな記念日に合わせて本ブログの公開をスタートさせていただきました。 ブログは始まったばかりですが、私た…