絵本のお年玉
我が子や親戚の子がまだ乳幼児だった頃、お年玉に添えて絵本を一冊渡していました。
赤ちゃんはまだお金をもらうよりも具体的なモノをもらう方が嬉しいと思ったからです。
幸い親戚のひとりも理解してくれたようで、ウチの子も一度もらったことがありました。
赤ちゃん向けのしかけ絵本。かわいいデザインで親子ともにお気に入りの一冊になりました。
誕生日やクリスマス、そしてお正月。そのような機会に我が家の子どもたちは絵本を手に入れることができました。メインのプレゼントやお年玉の他に。
なぜだろうと考えてみると、私自身がそのような節目に絵本をプレゼントしてもらっていたからではないかと思いました。
誕生日には母が絵本を選び、そこに書の得意な父が「●●ちゃん 〇歳のたんじょうびおめでとう パパ・ママより」等と見開きに書き込んで贈ってくれていたのです。
両親は孫たちにも同じようにしてくれていました。ですので、いつの間にか私もそのようにしていたのです。(ひとつ違ったのは、私は夫ではなく、やはり字の綺麗な父に頼んで書いてもらっていました…)
お正月に親戚の家などに行くと、料理の準備や後片付けをしたり、お客さんが来たりしている時間帯以外は、自分のペースで動きにくいものです。(ケースによると思いますが、夫の実家で過ごす時の私はそうです。)することがないのに、待機しなきゃいけないような…そんな時こそ心置きなく子どもに絵本をゆっくり読んであげられます。
お菓子やオモチャと違って、親の教育方針に反する可能性が低いですから、絵本のお年玉、おすすめですよ。